[北京五輪①] [deporte]
とうとう始まりましたオリンピック。スポーツの嫌いな人には地獄の2週間。
開会式はニュースで。一時テレビの前に坐ったのですが、タイミングがわるかったのか、入場行進。
あれほどつまらないものはありません。だいいち、長い。中国の女性たちがからだでリズムをとりながら迎えていたが、「あんな長時間気の毒に……」とおもっていたら、案の定失神して運び出された人がいたらしい。
ニュースで見た聖火点火他は、チャン・イーモウの演出らしいスペクタクル。
彼の映画「HERO」を思い出させました。でも、ワイヤーアクションの先駆は香港のアン・リーですからね。チャン・イーモウ、昔はいい映画をつくったのに……、黒澤明もそうだけど……、まぁいいな、映画の話じゃないし。
で、競技初日の結果は金メダル期待の柔道・谷亮子が銅、メダル期待のウエイトリフティング・三宅宏実が6位。開会前のサッカーの対アメリカ敗戦といい、決して幸先良いとはいいがたいスタート。水泳陣の予選落ちも目立ったし。
とりわけ体調も最高っていってた谷は残念。
全試合見ましたが、良かったのは三位決定戦の一本勝ちだけ。あれは、開き直ったといいますか、怒りの払い腰。彼女の持ち味がみごとに出た一戦。相手も3枚ぐらい格下だったけどね。
結局、負けない柔道をやったのが命取りになったんだな。でも、試合後のインタビューはちょっと「ファンのために」を強調しすぎたけど、立派でした。多分、泣きたいぐらい口惜しかったと思うのだけど。
それよりなによりいちばん心配なのは、野口が日本で入院していた(る)ということ。なんでも疲労が抜けないって。こんな時期にそんなんじゃ、彼女もメダルは無理でしょう。どうしたんだろう。コンディション作りの失敗。好事魔多しってやつ?
しかし、まだはじまったばかり、“強い者”が負けて、“意外な者”がトップに立つのもまたスポーツのドラマチックなところ。
この先いいゲームがたくさんみれるはず。期待してますよ。
それより、なんかオリンピック中継がピンとこない。
これは時差がないからだ。だいたい、バルセロナだってアテネだって夜中に見ていたんだからね。で、翌日仕事中に居眠りしたりしてね。それがないのは、なんか損してる気分。なんでかね。
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