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女はそれを我慢できないThe Girl Can't Help It [books]



1956年のアメリカ映画。

これもリアルタイムではなく、のちに映画ではなくビデオで観ました。


おそらく観たのは70年代で、「アメリカン・グラフィティ」の影響で、遡行してみたわけです。


余談ですが、その「アメリカン・グラフィティ」が小林さんのベスト100に入っていないのはいささか不満。このへんがジェネレーションの違いということになるのでしょうか。


「女我慢」(ヘンな略ですみません)、がラブコメなのに対し、「アメグラ」は甘酸っぱい青春ドラマという違いがありました。もうひとつこの「ポップス映画」たちの大きな違いは「アメグラ」がすべてラジオから流れるBGMだったのに対し、「女我慢」はすべて「ご本人登場」。豪華さや、インパクトの強さでは圧倒的に「女我慢」で、小林さんもそのあたりを考慮したのかも。


プラターズ、ジュリー・ロンドン、ジーン・ビンセント、リトル・リチャード、ファッツ・ドミノ、エディ・コクランと錚々たるメンバーが銀幕で歌います。


ただ、「オンリー・ユー」も「ビー・バップ・ア・ルーラ」も「ブルーベリー・ヒル」も「サマータイム・ブルース」もうたわなかった。

聞き覚えのあったのは、お目当てのリトル・リチャードのタイトル同名歌とジュリー・ロンドンの「クライ・ミー・ア・リヴァー」のみ。「アメグラ」の挿入歌はほとんど知っていましたけど。


主演のジェーン・マンスフィールドは高校生の頃モノクロの作品を一度見ました。(タイトルも内容も覚えていませんが)。友人ととにかくセックスシンボルを拝見しに行こう、ということだけで見に行ったものですから。


そのときの印象は、たしかにあのグラマラスボディに圧倒されました。テレビのプロレスでヘイスタック・カルホーンを見たときの驚きに似ています。ただモンローのエピゴーネンという思いもありました。


でもこの映画でのジェーンは“おバカ”なセクシーヒロイン上手に演じておりました。もしモンローが出なければ、もっと記憶される女優になれたのでしょうけど。


交通事故での痛ましい死は、日本の新聞でも報道され、読んだ記憶があります。
ジェーンの方が断然グラマラスだと思いますが、顔立ちはやっぱりモンローの方が好きですね。好みの問題ではありますが。


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