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《坂田vs亀田が決定!……か》 [deporte]

今日はかねてからの予定どおりボクシングの世界戦を見に有明コロシアムへ。
新橋からゆりかもめで20分ちょっと。いつみてもゆりかもめから臨む東京湾はいい。そしていつも思う。なんでこんなに遠回りなのって。

メインイベントは「WBA世界フライ級王座統一戦」。なんでも日本の坂田健史が世界チャンピオンで、相手のパナマのロベルト・バスケスっていう選手が世界暫定チャンピオン。素人にはなにがなんだか分からない。とにかくこれでチャンピオンが一人になるっていうのだから、それはそれでいい。

坂田は好きなボクサー。あの根性がいい。つら魂がいい。不屈の闘志がいい。よくないのは運。世界に3度挑戦して、いずれも惜敗。このまま……と思っていたところ、今年の3月、やる気のないチャンピオンが日本にベルトを落としていった。それを拾ったのが坂田。大喜び。拾おうがネコババしようがチャンピオンはチャンピオン。それほど彼にとっては宿願だったんですね。正直者です。

でも、冷静になって坂田は言ったね。「次ぎ勝って本当のチャンピオンでしょう」。そのとおり。で、選んだ相手が25戦24勝17KO勝ちっていう本物のファイター。おまけに半年前に負けてる相手。本当の意味で世界一強い男になりたいんだね。どこかの誰かも見習ってほしいね。当然、下馬評も坂田不利。

試合の結果はご存知のとおり、坂田の判定勝ち。明日のスポーツ新聞見てみてよ。「疑惑の判定」なんて書く新聞ひとつもないよ。ちなみに私の採点(ってほどのもんじゃないけど)も4ポイント坂田の勝ち。文句いうヤツがいるとしたらバスケス陣営ぐらい。
パワーで勝るバスケスにヒヤヒヤしたのは3ラウンドまで。あとは終始坂田のペース。とにかくその戦い方は勇敢のひとこと。つねに相手にプレスをかけて、手を出して、前へ出て、パナマ人を圧倒。作戦もよかったね。相手をロープへ張りつけての接近戦。トレーナーと一緒に考えたんだろうね。なにしろ一度負けてる相手だから。お見事。

ところで坂田といえば所属は協栄ジム。そうです、あの亀田三兄弟と同門。そして亀田興毅が狙っているのがWBCの世界フライ級タイトル。つまり協会はことなっても坂田とは同じクラス。それでなくても不仲のウワサが絶えない坂田と亀田。同門対決となればスゴイよ。テレビだって今日みたいな“昼下がりの拳闘”なんかにゃならない。ゴールデンアワーよ。マスコミだって盛り上がること請け合い。

日本のボクシングルールでは同門対決を禁止していない。実際新人王などのトーナメント戦では、そういうケースもある。だから、ジムもうっすらとそんなことをにおわせたりして。まあ、もし2人が戦うとしたら、それは亀田が協栄からどこかのジムへ移籍してからだろうけどね。さらに言えば、そうなっても果たして亀田陣営が応じるかな。坂田はやる気マンマンらしいけど。ジムサイドだってこんなビッグファイトを望まないはずがない。一説には反対しているのはあの亀田オヤジだけだという話も。

そうそう、今日の会場でのワンシーン。
ボクシングに限らずスポーツの試合会場ではしばしばヤジ将軍が笑いをとる。今日も、おそらく坂田のファンらしいオッサンが、試合のインターバルに大きな声で、
「坂田と亀田が戦ったら、どっちが勝つと思う~!」
とやっていた。
すると会場のあちこちから一斉に、
「坂田だ!」「坂田に決まってるゥ~!」の大合唱。

会場に、当の亀田兄は来ていませんでしたが、弟の大毅とオヤっさんはリングサイドでしっかり観戦しておりました。


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