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《アマゾネス》 [deporte]

 

うーん、今日のスポーツ新聞のヘッドラインはは白鵬の横綱決定の全勝優勝か、ウォッカの牝馬として64年ぶりのダービー制覇か……。迷う所だけれど、ここは予想の外れたお馬さんの方で。

なんて言えばいいのかな。
17人の野郎どもを蹴散らした紅一点の女丈夫、いやお嬢さん。
「お嬢ちゃんは、お嬢ちゃんだけの運動会に出たら?」なんて忠告もものかは。「冗談じゃないわ」と、このお転婆娘、17人の野郎どもに混じってその実力を競った。それも、競馬界最高峰のレースで。
スタートから好位につけ、最後の直線で堂々の中央突破。2着馬に2馬身の差、というレースぶりも見事。もちろんジョッキー(四位)の腕もあるけど。

ウォッカの親父は5年前のダービー馬・タニノギムレット。今年のダービーには出走18頭中、タニノギムレット産駒が3頭もいた。これでまた種つけ料も上がるでしょう。5年間に2度もダービーオーナーになって、なおかつ種つけ料も上がる(馬主はブリーダーでもあるそうだ)なんてウラヤマシイ。

それにしても情けないのは牡馬。これでは、秋の菊花賞でヴィクトリーが勝って皐月賞に続く2冠王になっても、フサイチホウオーが勝って捲土重来を果たしても、言われちゃうよな。「なにを偉そうに……、女の子に負けたくせに」なんて。これで、今年の3歳牡馬の興味は終わったな。

牝馬戦線の方が断然面白くなってきた。ウォッカは海外遠征という話があるようだけど、まずは雪辱しなければならない相手がいるでしょ。そう、ひと月半ほど前の桜花賞で1馬身の差をつけられて2着に敗れた相手、ダイワスカーレット。三段論法でいけば、現段階の3歳チャンピオンはダイワスカーレットということに。もちろん暫定チャンピオンだけれど。スカーレットとは1勝1敗。

だから海外遠征もいいけれど、秋の秋華賞には出場してもらいたい。そして雌雄、じゃないか雌雌を決してもらいたい。ほかにお姉さんだけど強いのがいる。去年のオークス、秋華賞馬・カワカミプリンセス。この馬とも一戦交えてもらいたい。そして最後はグランプリ・有馬記念で有終の美を。牝馬の優遇措置、斤量の2キロ減なんていらないかも。こうなったら、牡馬と同斤量でやらせたいね。でないと、「やっぱり斤量の差があるからなあ」なんて負け惜しみ言うやつがいるからね。

それにしても強いよなあ。牡馬が弱いともいえるけど。でもスゴイ。でも、……もしかして。あの男勝りの馬体、あの筋肉……、史上初の“性転換馬”だったりして。なことはないか。ちなみに去勢された牡馬は馬というが、あくまで牡(オス)扱い。まあ、女だろうが男だろうが、その中間だろうが、強い者は強いんだよね。久々、“女の時代”の予感だよね。


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